塩蔵やとは塩蔵やとは

新潟県糸魚川市

世界的にも珍しい翡翠(ひすい)の産地として名高い糸魚川市は、新潟県最西端に位置し、日本の東西の境界線となるフォッサマグナの西縁(糸魚川静岡構造線)が通る地域です。

周囲には新潟県最高峰小蓮華山や黒姫山などの山々がそびえ、豊かな森林資源を誇っています。さらに青海川、姫川、海川、早川、能生川と五つの川や谷に囲まれており、冬に降り積もった雪がやがてミネラル豊富な雪解け水となりコシヒカリをはじめとする農作物を育み、日本海へと流れ南蛮えびや幻魚(げんぎょ)・赤ムツ(ノドグロ)といった海産物の貴重な栄養源にもなっています。

自然豊かなこの地で育った“糸魚川の山菜”は隠れた名産品であり、大変嬉しいことに全国的にも高く評価されています。

塩蔵とは?

2000年もの昔から続く塩のみを使用した食品保存方法です。

糸魚川市は平安時代から塩づくりが盛んに行われていたことが伺い知れる土器が数多く出土し、千数百年前から日本海の海水を活用した塩づくりが行われていた土地でもありました。

また戦国時代には、上杉謙信公が糸魚川市から信州に伸びる千国街道(塩の道)を通じ、武田信玄公領地に塩を送ったという故事「敵に塩を送る」が生まれるほど、糸魚川と塩は古来より結びつきがあります。

そんな塩にゆかりある地で我々が行っているのが“塩蔵”です。

サイロと呼ばれる貯蔵庫に大量の塩を用いて漬け込むことで長期間の保管が可能な状態にするだけではなく、素材が本来持つ栄養・食感などが損なわれないようにすることができるのです。

「塩蔵や」の歴史

日本古来の保存製法である“塩蔵”を活かし、貴重な森林資源である新潟山菜を一年中楽しむことができる技術を1970年代に確立し以来30年にわたり、山菜塩蔵技術を磨き、多くの食品メーカーに塩蔵山菜を供給してきました。

2015年、糸魚川伝統の山菜塩蔵を現代に再現すべく、“塩蔵や”ブランドを設立。消費者の皆さまへ伝統の“塩蔵や”オリジナル山菜販売を開始いたしました。

山菜採取者ご紹介

我が家では毎年春、家族総出で摘んできた山菜を塩漬けにした後、家族のレシピで味付けをするのが季節の風物詩です。

1年間食卓を彩る糸魚川の山菜を、他の地方の方々にも味わっていただきたいと常々願っておりました。

“塩蔵や”さんが伝承の塩蔵技術を駆使し、糸魚川の美味しい山菜を全国の方々に届けてくれるというお話を大変嬉しく思っています。

「塩蔵や」スタッフ紹介

“塩蔵や”の味を全国の皆さまに楽しんでもらうため、そして「美味しい糸魚川山菜を他の地域の方々にも届けたい」という山菜採取者の皆さんの想いにも応えるため、我々スタッフは山菜の仕込、塩蔵、味付け、梱包までを自社で一貫して心を込めて行っています。

全国の皆さまと糸魚川との間に山菜の「橋渡し」をすることができるよう、糸魚川という地にこだわり、日々尽力してまいります。